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私 信

at 2003 07/12 18:32

あなたを凪葉(なぎは)と名付けます

少々古臭い考え方と笑うかもしれませんが、女性は男性によって幸せが決まるものです。どんな人と出会い、どんな人と生きるか、それが人生のかなりな部分を左右します。
しかし、ただ、選ぶ目を養うということだけではなく、本当に好きになった人をひとかどの人物に育てていくのも女性の力が大きいと思います。
いわば、女性は男性のプロデューサーなのです。彼氏・夫・息子らを育て、彼らが夢に向かっていけるようにし、自分の幸せを与えてくれる者に育てていくというプロデュース作業は女性にしか出来ないいわば特権のようなモノだと思います。

凪という言葉は満潮と干潮の間の海が全ての力から解き放たれ本来の静けさを取り戻す一時の現象を言います。静かな海なら、安心して航海が出来、目的の港にたどり着けるでしょう。凪という字を使ったのは、目的に向かう人たちがあなたという安らかな海を航海することで、あなたに護られ、あなたに生かされて無事に港にたどり着けるようになれればいいと。静かかもしれないが、護ることが出来るほど強く、人を生かす(活かす)ことが出来るほど懐の深い人、あなたにはそんな人になってほしいと思い、この字を選びました。

葉は緑、豊潤、若さ、成長などを表します。あなたの幸福を願う文字です。

そして凪=風のないときの葉のあり様を想像してください。ナニモノにもとらわれず、まっすぐに生を謳歌する広葉樹の葉の美しさを、そして、枯れて落ちる時も、ゆっくりではあっても、まっすぐに目的の地に落ちていきます。他に左右されず、自分の向かうほうへ進み、生を謳歌する美しさを持つ、それが凪葉という名前に託された私のイメージです。

あなたの名前は画数的にはあまりよくないかもしれません。自我が強すぎるという結果がどの診断でも見受けられます。しかし、凪という文字の穏やかなイメージと強すぎるという画数のその両方を持った幅の広い人間になってほしいものです。

穏やかで慈愛に富み、懐の深い女性になってほしい。そしてゆっくりでも自分の信じた道を進むことで生を謳歌できるそんな道を歩んでほしい、それが生まれたばかりのあなたに願うことなのです。親の願いは願いですが、あなたの人生はあなたのものです。色々辛いこともありますが、これから私とあなたを生んだ祐子と3人、小さな家族ですが一緒にがんばっていきましょう。そしてあなた自身の幸せをモノにしてください。



日・米・英:Nick Lowe

at 2003 07/22 20:47

◆ほとんどしない時事ネタをいこう

◆イラク派兵反対が次第に増えているようだ。朝日新聞の調査によると「反対が55%で、賛成の33%を大きく上回った。賛成46%、反対43%とほぼ二分された前回の6月調査に比べ、反対が急増している」らしい。以前ニュース23での調査でもほぼ半々だったがやはり反対が増えているのだろう。

◆思うにどうしてイラクに自衛隊が行かなきゃならないかがわかりにくいからだろう。「国際貢献」の名の下の派兵。日本は依然景気が回復しない。株価だけが突然戻ったりしたが、失業率も実際の景気自体もあまり回復してはいない。倒産が相次ぎ、生活に対する不安が取り除かれないこの時期に、どうして他人の生活のためにわが国民が血を流さなければならないのか、そこが今回の派兵では納得できない部分であろう。

◆思うに「政府」と「国民」という主従体制が成り立つのは、「政府」が「国民」の生活と食料と身の安全を保障できるからこそ成り立つものだ。古代ローマの皇帝も徳川政権もその保障に全精力を傾けてきたからこそ、長期の栄光があったのだろう。倒産が相次ぎ「生活」を、牛肉等さまざまな不祥事で「食料」を、北朝鮮問題で「身の安全」を保障できない政府に、税金を払えといわれること自体癪なのに血を流せといわれればそりゃ反発するのも必至だろう。

◆つまり「国際貢献」などという言葉で血を流さなければならない動機が生まれないのだ。この血を流すことでいったい我々国民はなんの得があるのでしょう? それを政府は伝えなければならないのではないでしょうか? そこがない以上、この派兵はあの間違った行動であった大東亜戦争の1万分の1の説得力も示せないのだ。

◆しかし、イラク派兵はしなければならないのである。国民の是非にかかわらず、アメリカの意向なら日本はやらなければならない。なぜなら日本はアメリカの属国なのだから。

◆独立国家? 首都の周りを他国の軍隊で囲まれて何が独立国家なのでしょうか? フランス領インドシナでさえ、これだけ大きな軍隊は駐留していなかったでしょう。日本の国民がアメリカの半分近くいるという現実がなければ日本はアメリカの州に成り下がっていたでしょうから。(日本がアメリカの州になっていたら、総国民の1/3が日本民族なのですから、当然大統領も黄色い皮膚をしていたはずです。占領したはずの日本民族に牛耳られる合衆国、考えただけでもわくわくします)

◆まあ、よーするに武器で(経済も)脅されているわけですから国民の「身の安全」を守るためにアメリカの言うことを聞くのは政府の行動として間違っていないわけです。

◆それがいやなら独自の軍隊を持ち、アメリカ兵を日本から(平和的に)追い出すことが第一でしょう。でもそれをアメリカ軍・国民・中国・韓国・北朝鮮・アセアンに説得できるような政治家が日本にいるとは思えないですが。

◆さて、かたっ苦しい話はおいておいて音楽の話題でもしますか。そんなこんなで日本人は不思議に捻じ曲がった憧れをアメリカに対して持っている。でも同じくらい、いやそれ以上複雑な思いを持っているのはイギリスだろう。かつての宗主国イギリス、世界の中心だった大英帝国、しかし現在では政治・経済・軍事・文化においても完全にアメリカの影響下にあるのは(絶対否定するだろうが)否めない事実だろう。好きなんだけど、あこがれているんだけど俺たちのほうが上なんだ!なんてね。

◆そんな捻じ曲がり方をもっともストレートに表している一人がNick Loweだろう。アメリカを愛し、アメリカに憧れ、アメリカに裏切られた経緯を持つニック。アメリカ=ザバンド=カントリーロックそんな安直な方程式であるはずがないが、彼の音楽はカントリーロックとザバンドへの愛着を一所懸命表しているといえよう。

Nick Lowe And His Cowboy Outfit、アメリカの音楽が大好きでアメリカ人になりたかったであろうニックがイギリス生まれのカウボーイを引き連れて唄うTHE ROSE OF ENGLAND、この諧謔に物悲しさを感じてしまうのはなぜだろう。どの曲もとても元気でポップなのに。

◆ジョンハイアット作のShe Don't Love Nobody、ヒューイルイス&ザ・ニュースを引き連れてのI Knew The Bride、そしてロカビリーやエバリーブラザーズ調の曲など、「本当のアメリカがここにある!」てな感じで歌い上げています。

◆しかしやはり悲しい。永遠にものにできない女への愛情を歌っているような感じがする。大いなるアメリカ、お前はそんなにすばらしいものなのだろうか?

今月のオトシャベリへ、●アーティストリスト


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