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鬼のいぬ間に。。。:Claudine Longet

at 2002 12/19 22:37

◆久しぶりに女房が三日、家を空けた、土曜から月曜までだ。

◆さーて何しようか? わくわくわくわく〜っと「鬼のいぬ間の命の洗濯」作戦を開始しよう! まず条件はひとつっ!「女房がいては出来ない事」をするということだ。

◆女房がいても出来ることは省く。必然的に屋外ですることは一人で出かければいいので削除される。「家の中でできること」だ〜、何だ何だろう???

◆さて、男が嫁さんがいないときにしてしまうこととしてまず浮かぶのは「浮気」しかしこれは「家の中でできること」ではない(泣)ので削除されよう。え? オンナを自宅に連れ込む? そんなしっぽりとした仲の女性がいるうらやましい方はぜひ試してみてください(怒)。

◆さてどうしよう? エロ画像でも探すか。。。。でもそれは女房が寝ていれば出来るだろう。 裸で家の中を歩く。。。風呂上りの茶飯事だ(ヲイヲイ)。 午後まで寝る〜。。。。いつものことか。 大音量で踊る!!。。。近所迷惑だろっ、ちゅーかそれはSoulgroove女房がいたほうができるのでは。。。

◆料理でもするか? 別に独りじゃないと出来ないわけじゃないなぁ、やはりエロ系か? ビニ本?証拠が残るな、同様エロビ購入も無理、やはりレンタルか?

◆おお、普通の音量でエロビを見る! それもコタツでのんびりと〜ヽ( ´ー`)丿、なんという一人でなければ出来ないプレイなんだ! これこそ「女房がいては出来ない事」の理想的な行為だっっっ。。。しかし、なんと小市民的な選択なんだろう。。。。

◆エロビを借りてみた。「美少女モノ」「人妻モノ」「陵辱モノ」。。。ほとんど見た
こともないビデオばかり27インチのテレビでのんびり鑑賞。。。これくらいしか出来ないのか? これが人間の限界なのか?それとも俺という人生の限界点なのか。。。!? しかし満足できればそれでよしとしよう、小市民な人生をまっとうしよう

◆いやぁつまらん。。。やはりつまらん。大体、見触れて味見できてナンボの五條淳彦としては、ヴァーチャルな女性なんて何の意味もないのよねぇ。。。それもなんだかたんなる露出を色気と勘違いしているモノばかり。アヘアヘ言えば男が立つと勘違いしているんじゃなかろうか? そうだとしたら男性性全体への冒涜としか言えまい。

◆どうせ、人妻と銘打つのならClaudine Longetくらい色艶を持ってほしいものだ。Andy Williamsの妻として録音したこの1st、しょっぱなのダバダバダ〜だけでも脳みそ判断不能になります。これこそオンナの魅力でし
ょう。

◆小市民もまっとうできず、大きなことも出来なかった三日間、自己嫌悪で終わってしまいました。まぁCD3枚買ったからいいかな?(小さいなぁ。。。)




おじさんとおねーさんたち:THE JUMPING JACQUES

at 2002 12/19 22:39

◆ではスキャット続きで、こんなアルバムも聞いてみましょう。

THE JUMPING JACQUESのAVALONでございます。60年代後半の発表と思われる2ndのリイシューなんだけど、このうそ臭くって安っぽいジャケットに思わず一目惚れしちゃいました。花に囲まれるフランス版宍戸錠のようなオヤジも素敵だけど、何といっても後ろの方で楽譜を持って淡々と曲をこなしているようなお姉さま方のまじめな表情に思わず大爆笑。でもでも、ジャケ買いの場合って大体失敗するんだけど、これはかなりラブリーでした。

◆全12曲すべてスキャット。エロっぽい男女のだだだだだぁだー、ばばばばんー、わわんわんわんが、昭和40年代のテレビドラマの主題歌のようなメロディに乗って繰り広げられます。そもそもあの LES MASQUES と同一グループとも噂されているグループなのです。

◆フレンチボッサマニアだけに知られたLES MASQUESの方もリイシューされたBrasilian Souondは試聴してすぐに気に入りましたが、ジャンピングジャックスの方が健康的かな? レ・マスクの方は諦念や厭世観も抱合したエロを感じますのでBGMには不向きかも。その点、JUMPING JACQUESは苦しくても哀しくても、薬やりながらセックスすれば気持ちいいよ!的な前向きさ(?)を感じます。

◆とにかくジャック・ヘンドリックス(このもみ上げのおっさんか?)のセンス、本気なのか冗談なのか全然不明ですが、気持ちいいことは受けあいます。最高にハッピーなおじさんとおねーさんたちのスキャットとほとんどリズムのみでしか感じられない軽快なラウンジ・グルーヴに身をゆだねてみましょう。

◆ほら! そこ!! 気持ちいいでしょ? 頭の中、花が咲き乱れるでしょ! このジャケのように♪



ロシアへ愛を込めて:LENINGRAD COWBOYS

at 2002 12/29 00:24

◆先日、ある飲み屋でロシア人のホステスに手相をみられた。

◆それが不思議とあたったのでちょっと信用してみたくなったのである。「アナタ結婚二回ダヨ」(ロシアの手相ではいわゆる生命線は結婚線らしい)。「アナタ仕事何度カ変ワッタネ」。「最初ノ結婚、病気オオイヨ」。

◆ぼくは今回が再婚だし、会社も3社目だ。最初の結婚前後4年間で3回入院している。こんなマイナーなことがあたるロシア手相って??とちょっと信用する気になったその時であった。

「アナタ心臓イタイ?」「え? わるくないけど」
「50歳、アナタ心臓。。。。」「心臓がどうしたの?」
「心臓。。。○×▽△!?」「???」
「。。。。。日本語ムヅカシイネ」

◆そこに店員が来て「××ちゃん、ご指名だよ〜」と一言。彼女は「アリガトウ楽シカッタヨ」といって別のテーブルに去っていってしまった。

「50歳で俺の心臓はどうなるんだよ???」気になって眠れねーよ(−−;

◆ロシアの話題で思い出せるアーティストといえば、LENINGRAD COWBOYSくらいかなぁ。。。カウリスマキの映画は4回くらい見たかな。どれだけ見ても愛くるしいヤツラですよね。あのトサカルックは一生忘れられません。ポルカからヘビメタまで自由に使いこなすレニグラの強烈な個性は唯一無二のものでありましょう。

◆え?ロシアじゃなくてフィンランドのアーティストだって? いや、ここからロシアの話になるのです。彼らの94年のアルバムがHAPPY TOGETHER。このアルバムはレニグラの本気のお遊びアルバムの金字塔でしょう。

◆なんとロシア赤軍合唱団とのコラボレーション、当時国家が共産主義から脱却しその存在意義(=資金)を失いかけていた赤軍が小遣い稼ぎに資本主義経済との接触を試みていた頃でした。ガードマンや傭兵になったり、武器の横流しをしたり、色々な方法で食いつなごうと努力していたわけですが、その中でもこの行動は、ある意味歴史的だったのかもしれません。

◆レニグラの「トータルバラライカショウ」というライブ(?)フィルムのために共演を果たした赤軍とレニグラが、その続きにスタジオ録音をしたこのアルバム、ストーンズ、ディラン、ZZトップ(!)、ツェッペリン、クラプトン、レイナードスキナード、ビーチボーイズ。。。様々なロックの名曲を彼らのヘビメタチックにぶっ飛んだ演奏と、荘厳なオーケストレーション、そして太くて熱〜い男声合唱でお聞かせいたします。10人編成の楽隊コーラスによって「It Makes Me Wonder」の掛け声が聞ける「天国への階段」は本当に天国に行ってしまいしょうな勢いです。

◆50歳で天国には行きたくないよな。。。え?お前は地獄だって!? レニグラ公式ファンページは→http://www.leningradcowboys.fi/

今月のオトシャベリへ、●アーティストリスト


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