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くだらない劣情:MeanMachine

at 2001 12/10 00:22



◆いつものように後ろから衝く、いつものことだ。何も変わりはない。
分かりきった相手、分かりきった承諾、分かりきった快感。
そこには習慣と諦観しかない。情欲や劣情やそう言った激しいモノとはすでにかけ離れている。
しかしその日は違った。。。


◆当たり前にそこに置いてある姿見、いつもの惰性による行為の最中に、ふとそこに目が行ってしまう。
人間はシンメトリーではない。それは解りきっていることなのに、左右逆になったそいつはまったく別の生き物に見てしまう。
いつもの怠惰な左目が、苦痛に打ちひしがれる右目になり、少し緩んだ唇元は官能の表情を現している。


◆誰だ、こいつは? 
間違いなく自分の所有物ではない。


◆知っているのに知らない相手、左右逆の姿を見るだけで、全く新しい生き物に見えてきてしまう。。。


◆そこには新鮮さと情欲がある。自分がそいつを征服している、そんな感情が湧き出るように生まれてくる。


◆全てを知り尽くしているのに全く知らない未開の領土、そこに足を踏み入れた自分はかつての狩猟民族の血が煮えたぎってくるのが確かに知覚出来る。





◆ジュディマリ、Chara、ちわきまゆみ、伊藤歩、皆、よく知っているのに、こんな姿で登場されると新たな欲望が生まれてくる。そんなにスーハーされると、分かりきっている相手なのに、思わず劣情が湧いてしまうじゃないか。。。ARE YOU MEAN MACHINE?

別にファンではないのだが。。:坂東英二

at 2001 12/13 11:48

◆今まで自分を育て、応援してくれていた名古屋の人々への感謝は忘れられない。

◆しかし、アレほど偉い人からの直々の要請、これを無碍にしては男が廃るというものだ。男として一つの道を生きて抜いてきたのなら、これだけ自分を評価してくれ、球団を一つ任せてみようという気持ち、身に染みるほどありがたい。

◆この感謝に報いるためには、ほんの一時、人に後ろ指をさされる事になっても、事を成す価値はある。

◆応援してくれたファンや今までの部下たちからは、裏切り者扱いをされるであろう。しかし、本当に自分を分かってくれる人たちのためなら、敢えて悪人になることも厭わない。

◆大体、自分は中日のために野球をやっているわけではなく、自分の信じる道を進むためにやっているのだ。そのために中日をここまで育ててきたし、けじめはつけているのだ。あとは自分を分かってもらえるまで、悪人を演じようではないか、それが男としての正しい道だ。

◆実に名古屋の人らしい考え方を当てはめてみた。ここで断らないで阪神に行って反感を買い、がむしゃらにやるが上手くいかずバッシングを受けるのが、名古屋の男の生き方というものだろう。

◆そして燃えドラはやはり坂東英二だろう。久野アナや舟木氏にはまかせられまい

幻惑的な時間:TomWaits

at 2001 12/13 16:53

◆酔いどれ吟遊詩人TomWaits、人はそういうが、ぼくにとってはアルコールのイメージよりもレトロのイメージの方が断然強い。

◆最初に聴いたのがフランクの荒くれな日々シリーズだったからかもしれないが、壊れた大型のマイクやアコーディオン、廃棄されたピエロ人形や閉鎖された遊園地の回転木馬なんかがもっともしっくり来る。

◆逆行してアサイラムの頃のものを聴くが、若々しさの方が目(耳?)に付いて、「酔いどれ」とか「吟遊」とかいう達観/厭世の印象はほとんど受けない。これは大切なものを失っているのだろうか?

◆破れた太鼓をやる気なく叩かれると、調律不可能な弦楽器たちが響きわたるHang on St. Christopher 。そしてざわついた音の向こうから(機材のせいで?)くぐもったような嗄れ声で、か細く、しかし蠱惑的に幻想の世界に誘うTemptasion(どうやって聴いてもみゅうぅじしゃぁんに聞こえる)。

◆御伽噺にしては堕落的すぎて、現実にしては幻想的過ぎる境界世界を映し出す似非万華鏡。それがTomWaitsであり、Frankの国書刊行会的冒険譚である。そんな秘境に身を置いて独り幻惑的な時間を過ごすのも、寒い冬の過ごし方かもしれない。

◆上記画像はフランクシリーズの中心的作品Frank's Wild Years、オフィシャルHPは→

訣別そして決意:JohnLennon

at 2001 12/21 14:02



初めてぼくに愛情を教えてくれた人に感謝
独り暮らしの不安を分かち合ってくれた人に感謝
僕の20代すべてに影響をあたえた人に感謝
異国での思い出を作ってくれた人に感謝
壊れた僕を修復してくれた人に感謝
僕に痛みを教えてくれた人に感謝
未だに敬意を持っていられる人に感謝
僕に新しい情欲を教えてくれた人に感謝
僕を人として信頼してくれた人に感謝
狂おしいほどの気持ちを教えてくれた人に感謝
決意を固める手助けをしてくれた人に感謝
自分の持っているものより僕を優先してくれた人に感謝
向かう道を教えてくれた人に感謝
10年の時間を飛び越えてくれた人に感謝
僕にすべてぶつけてくれた人に感謝
短かったけど夢を見せてくれた人に感謝
官能を教えてくれた人に感謝
平穏を教えてくれた人に感謝

そして、
今日、僕と人生をわかちあうことを決意してくれた人に感謝
ありがとう

Grow old along with me
The best is yet to be
When our time has come
We will be as one
God bless our love
God bless our love


Grow old along with me
Two branches of one tree
Face the setting sun
When the day is done
God bless our love
God bless our love


Spending our lives together
Man and wife together
World without end
World without end
Grow old along with me
Whatever fate decrees
We will see it through
For our love is true
God bless our love
God bless our love



今月のオトシャベリへ、●アーティストリスト


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